祭り囃子の喧騒から、少し離れた境内の裏手に僕らはいた。 「本当にここで…?も、もし誰か来ちゃったらどうするんです?Amiral」 彼女の不安をよそに、僕は浴衣を少しずつ崩してゆく。たわわに実った房があらわとなり、こちらの劣情を掻き立てるアクセントとして、胸元にはそばかすが浮かんでいた。