朝風さんです。 「おはよう司令官、随分遅いお目覚めね」 寝ぼけ眼を開けるなり、凛とした声が耳に入る。そうか、昨夜は。数刻前の彼女の様子が脳裏に浮かび上がる。 「こっちは目が覚めるのが速いのね…♡ 昨日あれだけ私をめちゃめちゃにしたのに」 そう言うなり、彼女は着物から柔肌を曝け出した。