俺の好きなレディコミのひとつに本書がある。「現代の地獄」を容赦なく描く傾向にある当該ジャンルの中でも特にひどいオチで締められる魔の書であり、近い境遇にある人が読めば確実に鬱を患う(はず)一冊である。 "人の不幸が大好き"な旧ヒムロックみたいなレディコミフリークにはおすすめだ。