エロ劇画に登場するネコチャンは概ね"かわいくない"で統一されるが、こと那智良「ダンシング・キャット」ではそこから更にいち登場人物の一人(一匹)のように振る舞う演出がなされる。 おかげで読者は気が散ってしまい、お話が全く入ってこないのであった。