実は彼の部屋は本来、私の1000冊近いマンガ単行本の蔵書を収めるための書庫だった。 10代後半から集めた、少年、少女、青年、成人、各ジャンルのマンガが、ほぼ全巻揃いでスライド書庫に収められている。 何気に、その中の1冊を手に取って読んでみた。 「めぞん一刻」の最終巻。 (つづく)