人前で身繕いするのがまだ照れ臭くて、人の出入りがある度ビクってなる様子に、 同じ体育会系として深く共感し、陰から慈母の眼差しを向ける中野さんの存在など 露ほども感じず、パウダールームをランニング後の爽やかな汗の芳で一杯にする乙倉さんの太ももの隙間を吹き抜ける風になりたい。