耳かきをせがまれ渋々頭を預けるが 耳孔を擦られる快感と 薔薇の香るプニプニ枕の柔らかさに顔を蕩けさせた、まさにその瞬間 事務所に入ってきた真顔の凛と目が会い 鼓膜の無事と、社会人人生を天秤に賭けるPと そんなPの窮地に気付かず、自分になされるがままの彼の耳垢を ご機嫌に攻める櫻井桃華氏