赤でもない緑でもない 紺のキツネ =コンキツネ= 「コン…お前…男だったのか…いつもそばを啜って誘惑してたのは…」 コンは、ねっとりと目をこちらに向けて、うなずきました。 笛彌十(ふぇみじゅう)は、鍵垢にしました。 青い鳥が、雲の上でほくそ笑んでいます。