「何をしているの?」 「これはね、絵を"描いている"んだ」 「……? 絵ってAIで"作らせる"物よね?」 「今はそうだね」 「AIの方が早くて上手くて凄いのが出来るわ」 「そうかもね」 「不思議な人」 「でも描くと楽しいんだ。君も、描いてみる?」 「それで何か分かるのかしら」 「うん、きっと」