初夏が万全の状態であればどうにかすることは出来たのだろうが、既に抵抗することが手一杯なほど追い込まれているために催淫光から目をそらすことも抗うこともできずに、ぼんやりと光りが灯るたびに体の奥底から多幸感が膨れ上がり、脳が悦楽に震えて体を明け渡していってしまい……